何かとストレスが多い現代社会、もしかしら自分がうつ病になっているかもしれない、こう感じる場面があるかもしれません。そんな感じがした時、どうするのがベストなのでしょうか。うつ病治療が受けられる施設はどこにあるのか、こちらでご紹介いたします。
うつ病の症状は気分や行動に現れやすく、明らかに様子が違うことが分かります。気分のサインとしてはネガティブな気持ちが続く、些細なことで傷つく、自分には価値がないと思い込みがちです。行動のサインとして…
突然ですが皆さんはうつ病がどういう病気かご存知でしょうか。うつ病は精神状態から体と心が弱まってしまう「病気」のことで、「精神の癌」と言われています。そして一度かかってしまうと治療に多くの時間がかか…
うつ病と言うと精神の病で自分には関係無い、と考える人が多いのでは無いでしょうか?しかしうつ病というのはすごく身近な病気なのです。厚生労働省によると15人に1人の方が生涯でうつ病を患う確率があるとい…
うつ病のカウンセリングはどんな流れになるのか、これは皆が気になるポイントでしょう。一体どの程度、治療に時間がかかるのか?そして、どんなアプローチでメンタルケアが受けられるか、うつ病治療の基本的な疑問と不安について、お答えいたします。
基本的にカウンセリングを行う前には心理テストを行います。心理テストを行うことで、クライエントが何に対して辛いと感じているか、どの程度のストレスを抱えているかを調べます。そのデータをもとに、一人一人に合わせたペースでカウンセリングを進めていきます。クライエントが辛いことを吐き出せない心理状態にある場合、言葉を使わないカウンセリングを行うことも可能です。話すことが辛ければ文字に起こしたり、絵を描いたりします。このように、言葉では言い表すことが難しい場合にはモノを使ったアートセラピーを行うなど、カウンセリングには様々な種類があります。その中でも、うつ病に効果的な治療法は認知行動療法だといわれています。
認知行動療法とは、考え方や受け取り方に働きかけて自身の気持ちや行動をコントロールしていく治療法です。何か出来事があった際に、特に意識することなく湧き出る考えを自動思考といいます。自動思考によって物事の捉え方は変わり、その思考に歪みが表れることで生きづらさを感じたりストレスを抱えたりしてしまいます。自動思考の歪みとは極端に白黒付けようとしたり、必要以上に悲観的になったりすることです。他にも自身を過小評価する、偏見を持つなどがあります。自身の気持ちは思考によって大きく影響されます。認知行動療法では、自動思考の歪みを無くし、バランスの良い考え方を身につけていくことでうつ病などのこころの病気を改善していきます。